普段は社内でメルマガを書いている"ゆい"(私のことですが 笑)が、
またまた会社を飛び出し、行ってきました展示会。今回もおもしろい製品を紹介していきます!

今回は「機械要素技術展(M-Tech)2018」編です。
どの展示製品も今まで諦めていたようなユーザーのお困りごとを解決してくれる夢のような製品ばかりでした。
技術革新のスピードに驚かされるばかりです。
製品はもちろんPRの仕方も魅力的なブースばかりで、思わず目を奪われるブースがたくさんありました!


■椿本チエイン 「ジップチェーンアクチュエータ」




いつも展示会場では巨大なリフトが目印の椿本チエインのブースです。
お得意のチェーンをジッパーのようにして強度を高め直動として使うこの画期的な製品。
同じ技術を応用した新製品が展示されていました。
油圧や空圧機器ではできない上下可搬の途中止めを可能にした製品です。
自動車業界などの組立工程で威力を発揮するそうです。さっと設置できるのもポイントです。
説明されていた方は最近ツバキ=ジップチェーンというイメージが
お客様にも浸透してきて製品の良さが伝わってきたとおっしゃってました。
ジップチェーンのイメージがない方はぜひ見てくださいね。

>ジップチェーンアクチュエータの詳細はコチラ



■日本電産シンポ 「無人搬送台車 S-CART」




次にオススメしたいのは、ブースではいつもデモンストレーションのナレーションが素敵で、
多くの人が立ち止まる日本電産シンポのブースです。今回も新入社員がキラキラとした声で頑張っていました。
注目の新製品は従来のガイドレスAGVに追従機能を搭載した製品です。
デモンストレーションではホテルの荷物を客室係員にSカートがスムーズに追従しており、
自走で所定の位置に帰るという内容でした。
異業種のデモでしたが配置が変わることや元の位置に戻るというニーズが
ホテル、建機業界など様々な業界で受けているそうです。
これからは多様なニーズをひろうことが大切なんですよね。

>無人搬送台車 S-CARTの詳細はコチラ



■アサ電子工業 「センサ・電磁ブレーキ」




ここでぜひご紹介したいのはセンサや電磁ブレーキのニッチトップを狙うアサ電子です。
ブースでは“小型”を全面に打ち出していましたが、担当者の方にお聞きすると
機能が成熟してくると小型化ニーズがどの分野でもあるとのことで、
昔からある製品でも知らなかったお客様が非常に多いそうです。今回特に電磁ブレーキに注目が集まり、
ロボットやプリンターでの小型化で引合いがあると担当の方が熱く語ってくれました。
小型化を求められている方はぜひアサ電子をチェックしてみると良いのではないでしょうか。



■三共製作所 「ライナーユニット」




最後にご紹介するのは三共製作所のブースで、担当の方がぜひ皆さんにお伝えしたいと
おっしゃっていたのがライナーユニットです。女性の方がとても丁寧に教えてくださったので
記事にしちゃいます。この製品は減速機の構造を応用した直動システムで、
簡単設置・重量可搬・高精度という3拍子揃った製品です。
ロボットを乗せての工程間搬送や溶接加工やなどで活用できるそうです。
良い製品なのにあまり知られていないのはもったいないですよね。

>ライナーユニットの詳細はコチラ



■番外編




展示会といえば最新技術をチェックするのが私の楽しみのひとつなんです。
仕事と関係が無いジャンルも(の方が?)やっぱりワクワクしてしまいます。
今回は昨年まで話題先行だった3DやAR(拡張現実)が、
BtoBの製造業で使えるというのを実感している来場者が多かったのではないでしょうか。
ARといえば“ポケモンGO”で身近になった私からすれば、製造業でちゃんと使えるというのは驚きです。
試作用途だった3Dプリンターも量産ができるところまで進化してるんです。
このユニークなソールも量産できちゃうらしいですよ。凄くないですか。
また、質感を印刷する2.5Dという新しい考え方もでてきおり、サンプルをもらいましたが本当に“ポッコリ”していて
仕事とは関係ないですがずっと触っていたくなる感触。さすが楽しい印刷技術のカシオさんでした。





おもしろい製品は見つかりましたでしょうか?
どの企業も華やかにおもしろい見せ方をされている中に、
日々、ユーザーのニーズに真摯に向き合って製品開発されている企業努力や、
それを展示会で“伝えたい!”という熱い想いをビシビシと感じました。
やっぱり直接お話ができる展示会はいいですね!


気になる製品がありましたらお気軽にご相談ください




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